楽天VTIへの投資を継続する理由

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楽天VTIへの投資を継続する理由

最近急に寒くなってきましたね。私の周りでは体調を崩す方も多いですが、皆様元気にお過ごしでしょうか?こんな寒い日が続く中でも、もちろん楽天VTIに積立投資を継続しております。本日は楽天VTIへの投資に至った経緯について触れさせていただきます。投資はしたいけど何に投資したら良いか分からないという方が、投資商品を決める際の参考にしていただけましたら幸いです。

最近の積立投資の状況について

皆様もご存知の通り、最近NYダウも史上高値28,000ドルを突破し米国株が絶好調です。私のポートフォリオのリスク資産は、ほとんどが米国株で占められているため、含み益も過去最高額となっています。年初には米国個別株を何社か持っておりましたが、徐々に迫りつつあるリセッションの足音を気にした結果、利益が出る水準ですべて一旦利益確定し、毎月の積立投資の原資としています。

米国個別株の売買にも慣れていたため、実は個別株の売却資金で本家VTIや本家VYMを直接買い付けることも検討しました。しかし、いくつかの理由から楽天VTIへ定額毎月積立することが私にとって最適解だという結論に辿り着き、現在は毎月の積立はすべて楽天VTIへ投資しています。以下、変遷について述べたいと思います。

楽天VTIのみへの投資に至った経緯

楽天VTIへの集中投資に至った理由はいくつかありますが、まとめると概ね以下3点となります。

  1. 今後も相対的に最も成長が見込まれると思われる米国へ広く投資をする事が可能
  2. ノーロードであり、購入手数料と売却手数料が発生しない
  3. 日本円での買い付けが可能
  4. 購入が100円から可能であり、ドルコスト平均法での積立に向いている
  5. 税制の優遇や楽天カードを利用する事により税の繰り延べ効果や実質利回りが上がる効果を享受できる
  6. シンプルイズベスト

今後も相対的に最も成長が見込まれると思われる米国へ広く投資をする事が可能

10年や20年といった長期投資をする事を前提とした場合、投資の対象となるモノが成長し続ける事が必要となります。過去の成長実績や現状の経済規模・軍事力・法整備・基軸通過であるドル・GAFA等に代表されるグローバルに強い影響力を持つ企業を多数擁する点を考慮すると、投資対象から米国を外す選択肢はありません。

また、米国以外の国の発展があったとしても、必ずと言って良い程、米国企業はその国にも進出しており発展の恩恵を享受できるものと推測します。こういった米国企業4,000社弱に広く投資可能であり、分散の効いているVTIに間接的に投資可能なのが楽天VTIです。

上記のような理由から、今後も高い確率で相対的に成長していくと思われる、米国に投資しています。

ノーロードであり、購入手数料と売却手数料が発生しない

最近は楽天VTIだけでなく、様々なインデックスファンドの手数料が引き下げられ、競争が激しくなっています。ノーロードと言われる購入時に買付手数料がかからない投資信託が主流になりつつあり、毎月積立により頻繁に売買する方には非常にメリットがあります。

一方、本家VTIなどの米国EYFを直接買付ける場合、最低手数料は大手ネット証券3社では撤廃となりましたが、それでも0.45%の買付け手数料が取引の都度発生してしまいます。取引の際の売買手数料20ドルの上限があるとはいえ、撤廃ラインとなる毎月50万円弱の金額をコンスタントに投資し続けるのが私には現状難しく、投資信託がベストな選択肢となっています。

日本円での買い付けが可能

米国ETFはドルへ交換して購入する必要がある一方で、投資信託は日本円にて購入する事が可能です。米国ETFは円ではなくドルで購入する必要があるため、コストを気にする場合は為替手数料や為替相場を見てタイミングを考える必要もあります。こういった事を楽しめるなら良いですが、手間を面倒に感じてしまうため、手軽さのメリットも含め投資信託が好みです。

購入が100円から可能であり、ドルコスト平均法での積立に向いている

ドルコスト平均法での積立を行うにあたり、100円以上であれば1円単位で積立が可能な投資信託は非常に便利です。例えば、PayPayでキャッシュバックを受けたものを想定外の収益として認識し、戻ってきた金額相当分をその場でスマホから数百円を端数含め投資するという様な事も可能となります。

また、米国ETFを積立てる場合は、例えばVTIであれば150ドル等のその時の時価の倍数単位でしか購入が出来ないため、毎月10万円ピッタリの金額を投資するといった事が出来ないです。ドルコスト平均法を用いて投資を行うことにより、価格が安い時は多く買い、逆に高い時は少なく買うことが可能になるため、トータルリターンは大きくなる事が期待できます。

税制の優遇や楽天カードを利用する事により税の繰り延べ効果や実質利回りが上がる効果を享受できる

楽天VTIは積立NISAの対象銘柄にも選定されています。積立NISAのような、国が定めた非課税制度を利用するにあたり、最長20年の運用期間でしっかりと資産形成することが目的となります。よって、例えば買付け手数料がとても高いファンドなどは積立NISAの対象から外れています。このおかげで、積立NISAを利用する以上、ぼったくり投資信託を掴んでしまうリスクは減少する仕組みとなっています。

証券会社も楽天証券を利用し、支払い方法を楽天カード決済(上限は毎月5万円まで)を選択すると、カード決済額の1%が楽天ポイントとして還元されます。このポイントを投信の買付けに利用することが可能ですので、実質1%利回りが上がる効果が期待できます。また、楽天VTIを買付ける場合、配当は支払われず自動で再投資を行ってくれます。この名目的な配当に対して、20%程の課税がされないため、課税の繰り延べ効果を享受することが出来、複利の効果を最大限に活用できます。

シンプルイズベスト

あとは何といってもこれですね。投資やポートフォリオは可能な限りシンプルな方が好みです。管理上の手間が楽なのもありますが、精神的にも配当金の再投資やドルへの両替から解放されることは負担が少ないのを実感しています。

また、楽天証券で積立NISAやiDeCoも運用する場合は、どちらも楽天VTIを選択可能ですので、究極的には現金+楽天VTIというポートフォリオも作成可能となります。本件VTIを買付ける場合、どうしても為替手数料をを考慮するとSBI証券を使う方がコストが安く、積立NISAで本家VTIを購入できないため、証券講座は2社に分散し、管理も少し煩雑になります。

まとめ

以上が楽天VTIに投資を続けている理由となります。毎月50万円程の資金を継続的に投資できるような非常に資金に余裕のある方以外は、ただひたすら楽天VTIに投資を続ける方が、手間や精神衛生上もメリットが大きいと考えています。

もちろん楽天VTIに特にこだわる必要はなく、例えば同じような指数に連動するS&P500をもとにした投資信託や、信託報酬が同水準の同類商品でも良いと思いますし、長期的にみれば同じ様な成果を得られるでしょう。私は楽天VTIに投資していますが、特に楽天の回し者でもありませんので、選定する投資信託については、eMaxis Slim S&P500やSBIバンガードVOOでも良いかと思います。

理由としては、どちらも全米に広く投資している投資信託という点ではほぼ同じですし、信託報酬といったランニングコストも同水準だからです。あくまでも投資は自己責任となりますが、「これ!」と決めた投信を自分自身で選定し、20年後に答え合わせするのは楽しみですね。

楽天VTIへの投資に関連する記事は下記にまとめさせていただきましたので、宜しければご参照下さい。

楽天VTIへの投資について【ブログ内記事総論】
楽天VTIへの投資についての当ブログ内記事のまとめとなります。 ブログ内の楽天VTIに関連する投資の記事については、こちらに分かりやすいように集約してまとめております。

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