投資でも断捨離するとスッキリします【3つの具体的手順】

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投資でも断捨離するとスッキリします【3つの具体的手順】

投資でも断捨離を行うことが可能です。

投資歴が長くなってくると、過去に購入した銘柄が塩漬けのまま残っていたり、複数の銘柄を管理するために、複数の証券会社の口座へのログインを繰り返したりしていませんか?

今回は、上記のように管理上の手間が掛かっていたり、自分自身のリスク許容度を超えた投資をしてしまい、そわそわしてしまっている場合の解決策について解説していきたいと思います。

長期投資を続け、着実に資産形成をしていくことを目指す場合、いかに長期投資を途中で辞めない仕組みを作るか、というのが重要になります。

投資した銘柄の管理に手間を取られたり、リスクを取りすぎて日中そわそわしていては長期投資を続けていくことは難しくなります。今回ご紹介する断捨離のチェック項目を見ていただき、何か改善できそうな点があれば是非取り組んでみて下さい。

ご紹介するチェック項目は以下の3点となります。

  • 証券口座の断捨離
  • ポートフォリオの断捨離
  • そわそわした気持ちの断捨離

それでは、実際に一つずつチェックしていきます。

証券口座の断捨離

使っていない証券会社の口座を閉鎖するのもお勧めですが、特に理由なく銘柄が複数の証券会社に分散してしまっている場合、株式移管をすることによって証券口座を集約することもお勧めです。

ポイント還元などのメリットがあったり、使い方次第で為替手数料が安くなる証券会社もありますので、こういったメリットを既に受けている証券会社は継続利用する一方で、残すことによるメリットを特に感じない証券会社の口座は一旦解約すると管理も楽になります。

複数の証券会社の口座を持つメリットは、メインの証券会社の口座では買いたい銘柄を取り扱っていなかったり、IPOの抽選に複数の証券会社から申し込みたい場合くらいでしょうか。それに該当せず特に他のメリットも思い浮かばない場合は、断捨離の候補になります。

ポートフォリオの断捨離

こちらは、特に過去の自分自身に伝えたい内容です。個別株中心のポートフォリオになっている場合、頻繁に株価を確認したりしていませんか?

もちろん、株価の確認をしたり、個別株の分析や決算確認をすることが好きな場合は全く問題ありません。しかし、何社もの個別銘柄の分析や管理を手間に感じてしまう場合は、個別株メインのポートフォリオからETFや投資信託メインのポートフォリオに組み入れ比率を変えてみると、わずらわしさから解放され、気持ちがスッキリする可能性が高いです。

ストレスを感じることを、あえて長期間にわたり継続するのは苦痛も伴いますし、そもそも続かないと思います。

私自身は、個別株中心で運用していた時期もありましたが、個々の銘柄の分析や管理をどうしても手間に感じてしまったため、その後、結局はETFや投資信託中心のポートフォリオに変更しました。

その結果、手間から解放され楽になった反面、面白さも減り、株式投資が退屈になりました。ただ、退屈なくらいが長期投資を続けていく上では私にはちょうど良く、ストレスフリーで、ほぼ一週間くらい株価も見ずに過ごすことができています。

このあたりは、好みや個人差もありますので、試行錯誤もしながら自分に合ったポートフォリオを探っていきたいところです。

私がこの投資方法に至るまでの具体的な経緯については、下記の記事をご参照いただければと思います。

私が高配当株投資をしない5つの理由
高配当株投資に興味がありますか? この記事では、私が高配当株投資をしない5つの理由について解説しています。 実際に高配当株投資について検討している方は是非ご一読下さい。

そわそわした気持ちの断捨離

仕事中にも株価が気になり、スマホで株価をチェックしたりしていませんか?

常に株価が気になってしまったり、日中もそわそわしてしまう場合、負っているリスクが自分自身のリスク許容度を超えている可能性が高いです。

これを解決するには、自分のリスク許容度に見合ったポートフォリオに変更することを強くお勧めします。

株式投資を長期で続けていく場合、50%くらい暴落する局面に遭遇することも想定する必要がありますし、個別株の場合は不祥事リスクなど投資家が予想できないような事柄で株価が大きく変動することもあります。

このようなケースが起こりうることを頭では理解していても、実際に暴落が起きてしまうと多くの人が株を投げ売りしてしまうのは、リーマンショックやこれまでの歴史を振り返ってみても明らかです。

投資に回すお金自体を再度見直してみるのもアリですし、債券を組み込むのかどうかといったポートフォリオを構成する銘柄の割合を変えることで、自分自身にとって丁度良いリスク許容度のポートフォリオになる可能性もあります。

そわそわした気持ちにならないポートフォリオを組む、というのは定性的でふわっとしていますが、自分のリスク許容度を計る上ではとても役立つ指標となります。

まとめ

投資における断捨離について3つの切り口から解説させていただきました。

長期投資をしていくには、自分自身のリスク許容度を正しく認識し、精神的にも無理のないポートフォリオを構築していく必要があります。

今回ご紹介した3点の確認事項を取っ掛かりに、自分なりにポートフォリオを見直してみて、無理のあるところは修正しながら、長期投資に取り組んでいきましょう。

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